研究テーマ



ファイバーによる超音波組織画像


「超音波により細胞を見る」 超音波を用いた画像診断法において組織レベルの画像を得ること目的として、 細径ファイバーを用いた高周波帯超音波伝送についての基礎的研究を行ってきた。 近年、石英ファイバーを通した100MHzを超える周波数の超音波による画像を得ることができ、 光学顕微鏡像と超音波画像との比較を行っている。
右画像は約1mm範囲の胃粘膜層(盃細胞)の光学像と超音波像の交互表示


胃の光学像と超音波像の切り替え表示(光学像は紫に染色)

骨の内部の超音波画像化


「超音波により骨を見る」 骨の超音波画像化はこれまで、 照射超音波の透過波を計測する透過法によって算出される超音波の音速及び減衰特性を利用して行われている。 本研究では、骨の周波数特性を利用する画像化法を提案し、骨専用の広帯域探触子を開発、試作して、画像化を計る。 画像化の結果から、透過超音波の周波数特性が骨の病気(骨粗鬆症など)の診断に役立つものと考えている。

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